2023夏の夜
- night fly gala
- 2023年7月24日
- 読了時間: 1分

この絵をを描くのに、10年もかかってしまった。村上春樹の「色彩を持たない 多崎つくると、彼の巡礼の年」が2013年に発刊された。僕はちょうど新宿の紀伊國屋の前を通った。2013年に。店頭に発売直後のこの本が山積みされていた。手に取った。その日のうちか、その次の日か、一気に読み終えた。多崎の体験した世界に入り込んで、自分の意識なのか、多崎の意識なのかわからなくなった。これが小説なんだと思った。この単行本を持ち歩いて眺めているうちに表紙が気に入ってることに気づいた。そのから全てが始まった。僕の3回目の人生が始まった。
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